か弱い男子が増えているというのは本当のことなの?

ある女性が言っていました。「最近、か弱い男子って増えてない?」まるで、全世界の男性にクレームを言うように彼女は大きな声で言いました。

「いったいどういうこと?」確かに数年前に起こった「草食系男子ブーム」や「メガネ男子ブーム」これらは、男性の男性たる「男らしさ」とは真逆に位置するブームではあります。そして、草食系男子やメガネ男子がめちゃくちゃ男らしいとは言えないことは確かです。しかし、彼女の放った「か弱い」という言葉は、「草食」や「メガネ」よりもさらに「下層」に位置する住民たちを指す言葉です。彼女は言いました。

「最近デートした三人の男性。そのすべてがか弱かったのよ」それはどういうことでしょうか? 「まぁ、簡単にいえばコミュニケーション能力の欠如ね」簡単に言ったわりには分かりにくい説明です。

「ある男性とは、ある劇場に行って演劇を見るっていうデートだったの。でも、二人とも初めて行く地方の劇場でさ。道に迷ってしまったのよ。すると、どう? 君が通行人に道を聞いてくれというオーラを放つのよ? か弱くない?」確かにか弱いというイメージがわかってきました。「ただ、穏和な女性のほうが他人に話しかけるのにうってつけと考えたのかな?」「いいえ、違う!」さらにか弱いエピソードは続きました。

「あとね。ご飯を食べたとき。ラーメンだったのね。ふつう食べたいものが決まったら『すいませーん!』でしょ?でも、それも君はやってくれ、というか。黙っちゃうかんじでさ」それはか弱いかもしれません。ファミレスのようにボタンを押したら店員がくるという仕組みの弊害でしょうか。

「あとはね、帰りの電車で間違えて高い切符を買っちゃったときがあったの。その払い戻しも」「君がやってくれって?」「そうなのよ」。確かにそのくらいは男がやってもいいでしょう。

しかし、この女性のビンビンたる激しいオーラ。なにかこっちがアクションを勝手に起こしたら彼女に怒られちゃうような気もしないでもないのでした。

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